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執筆者の写真rotarywaseda1920

「私の」高田馬場ロータリー 第7回

更新日:2022年4月29日



画面の前のみなさん、こーんにーちはー!………まだ足りないですね⁉みなさん、もっと大きな声でお願いします!せーのっ!こーんにーちはー!…………はい、ありがとうございます!本日の連載コラム担当を務めます村瀬と申します!以後どうぞお見知りおきを。


さて、本日ご紹介しますのは一つの物語、私がこのロータリーの会に入会するまでのお話でございます!残念ながらこの物語はレ・ミゼラブルのように泣ける話でもなければ、シンドバッドの冒険のように胸躍る話でもありません!しかし、皆さんには知っておいていただきたいのです。我々がいかなる理由で、いかなる想いで、この活動をやっているのかを。それでは、ともに見ていくことにしましょう!


まずは、私の子ども時代を軽くお話いたしましょう。幼い頃の私は生き物が大好きな少年で、近所の川でよく友人とともに遊んだりしていました。そんな私ですが、当時気になっていたことがありました。それは、川に捨てられているゴミでした。それらを見るとどんなに楽しいことをしていても、なんとなく興が冷めるのです。想像してみてください!川の中で魚を探している時に、魚だと思って網を引っ張り上げたらそこに入っていたのはただの空き缶だったときの私の気持ちを!そんな遊び場の汚れにもやもやを感じつつ、私の少年時代は過ぎていきました。


そして時は流れ気づけば私は大学生になっていました。特に何のサークルに入ろうとも決めていなかった私はぺらぺらと大学の情報誌を見ていました。その時偶然目に留まったのがロータリーの会でした。なんとなくおもしろそうだと思いました。とりあえずネットで調べました。すると活動体験のお知らせが見つかりました。行きました。ここで転機を迎えます。



誤解を恐れずに言えば、目を疑いました。こんなに汚いのか、こんなにゴミが落ちているのか、と。来て早々私が言った言葉が「やばっ」だったことがすべてを物語っています。あちこちに散乱するゴミ。それを見たとき、私の中の子どものころの記憶が掘り起こされました。遊び場にゴミが落ちているあの不快感。それを思い出したとき、私は心の中でこう叫んだのです!「(ごみを)駆逐してやる…。この世から一匹(数え方違う)残らず…!」その後エレンイェーガーは調査兵団に入り、私はロータリーの会に入ったのです!ん?エレンはどこから出てきたかって?まあ、コマカイコトハイイジャナイカ。


いかがでしたか?大したことない?よくわかりましたね。そうです、実はたいした動機じゃないです。ゴミが不快だから、拾う、なくそうとする。それだけです。…ふざけんな?いえいえ、大まじめですよ。だって、過去の偉業だって最初は「なんかこれむかつく!」くらいの気持ちから始まっているのですから。このサークルがしていることが偉業だなんておごるつもりはありません。ただ私が言いたかったのは、そうした素朴な気持ちから始めたっていいんだってことです。…おっと時間ですね。では私はこれで失礼しましょう。皆さん、アディオス!

文化構想学部2年 村瀬 

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