特定非営利活動促進法(NPO法)では、市民の選択や監督という前提のもと、自らに関する情報をできるだけ公開し、市民によって育てられるべきであるとの考えで、広範な情報公開を規定しています。
現在、ロータリーの会はNPO法人ではありませんが、地域課題である「高田馬場駅前ロータリー散乱ゴミ問題」に対し、行政・企業・地域コミュニティと「協働」し、積極的に問題解決を図るため、そして、共通の志を持って環境問題に取り組む方々のために、主体的な情報公開を行います。
ロータリーの会では、清掃活動の際にゴミの数を分類ごとに集計し記録しています。
また、これらの記録をもとに表・グラフを作成することで、散乱ゴミの種類や変化量を可視化し今後の散乱ゴミ問題対策に反映させるようにしています。
これらのデータをご覧いただくことで、散乱ゴミ問題の現状についての認識を深めていただければ幸いです。
令和2年度~ 高田馬場駅前ロータリー広場 1日あたりの平均散乱ゴミ数の推移(月間)
ロータリー広場に多い散乱ゴミは、タバコの吸い殻と空き缶です。
吸い殻は、広場内に喫煙所が常設されているにもかかわらず、出勤前の時間から夜間にかけて広場内の椅子下や喫煙所の入り口付近、縁上を中心に1日約700本、多い日には1000本以上捨てられていることがあります。
また、夜間~明け方にかけ、空き缶が100個以上捨てられており、広場内での飲酒に伴う不法投棄が
ほとんどとなっています。
散乱ゴミ数調査集計データの詳細を掲載しています。
高田馬場駅前ロータリー広場は、昼夜問わず、地域の憩い・集いの場として多くの方々に利用されています。
ロータリー広場利用者の規模を把握することで、上記の散乱ゴミ数調査も参考に、今後のゴミ対策に活用します。
第1回試験調査 令和2年 11月14日(土)19:30~20:30 利用者数 412名
新宿区による喫煙所利用者数調査報告書を添付しています。
新宿区内の駅周辺に位置する喫煙所付近では、路上喫煙率が比較的高いことが分かります。
なお、新宿区はこの調査に関する情報をホームページ上で公開していません。